それは、象印の電気ポットの湯等生です。製品の公式ホームページはこちら
提案する理由その1:70℃の保温設定がある
粉ミルクを溶かすお湯の温度は高すぎてはいけません。たんぱく質が変性してしまうことがあるからです。湯等生には70℃、80℃、90℃、98℃と四段階の保温設定があります。赤ちゃんがミルクを卒業しても熱々のコーヒー用、緑茶用の湯冷まし温度で利用できます。
提案する理由その2:ゆっくり給湯機能がある
粉ミルクは20mlから始まり、40ml→60mlと徐々に量が増えていきます。ミルクの粉はミルク用のさじを使ってすりきり一杯20ml分正確に計れます。しかし、お湯の勢いが強いと調節がうまくいかず薄くなったり濃くなったりします。赤ちゃんはミルクがちょうどよい濃さでない場合飲んでくれないことがあるので、少しずつお湯が出るゆっくり給湯機能はとても重宝しました。
提案する理由その3:少しの間電源を抜いても保温温度の設定が記憶されている
電気ポットなので当然水の補充が必要なのですが、その際に電源ケーブルを外しても設定した少しの時間であれば保温温度を覚えています。保温が熱い温度にリセットされていると意外と気づかずお湯を入れてしまうことがあるので、よく配慮された製品だなと思い開発者に感謝したい機能です。
あえて欠点をあげるとすれば、保温の設定によってはカルキ抜き機能が利用できないことでしょうか。もともと赤ちゃん用のお湯に水道水は使わなかったので私は気になりませんでした。公式HPの情報では”カルキとばしの必要がない方におすすめ”の「沸騰セーブ」機能とありました。
私の嫁は母乳を1ヶ月頑張りましたが、途中からミルクになりました。産後はとても大変で、ちょっとしたことが辛い時期です。家電で産後の負担を少しでも減らせればよいですね。
2.2Lタイプと3.0Lタイプがありますが、ペットボトルの水が基本的に2Lなので沸かすまでの時間を考えて2.2Lを選択しました。電気代は2.2Lサイズが年間7600円、3.0Lサイズが8900円なのでやはり小さいほうがお得感があります。
追記:もう一つ良いところがありました。無駄に光らないので、赤ちゃんの寝室に置いても暗さを保てる点です。ここまでくると、子育てを一緒にサポートしてくれる仲間として愛着が湧きます。